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ダンス講座での一幕
以前女性ばかりのダンス講座を受講したときのこと。その中ですごく気を遣うこともあれば、充実した時間を過ごせたことも。やはり女性だけという特殊な環境では、高い割合で「ボス」的な存在やわがままキャラの受講者に遭遇します。
お金をもらって働く仕事と違って、お金を払ってまでストレスを溜めたくない、そう誰しも思うはずです。講師を独り占めしたい、目立ちたい、仕切りたい、そういった気持ちを露にする人たちにうっとしさすら感じるのでした。
うっとうしさを感じるまでならまだしも、自分の身に降りかかってくるとなると受講する意欲が削がれる思いです。講師が受講者を失いたくないがために彼女達に振り回されたり、発表会や衣装代にお金をつぎ込んでくれる受講者に媚を打つ姿を見るにつけて、ダンサーとしての講師に魅力を感じられなくなるのでした。
それとは裏腹に、気の合う受講メンバーと共に学び、楽しく踊る機会にも恵まれました。ウォームアップから一つの振り付けを習い、自宅でも発表会に向けて自主トレに励む。それが自分の生活の中である意味スパイスのようなアクセントを添えてくれました。
ダンスを究めることに熱心な時代は講師の教え方、選曲、振付、ダンススタイルに対していろいろなこだわりを持って一生懸命に取り組んでいました。しかし、最終的には自分自身の中の「楽しむ心」と「ダンスへの思い」を大切にしたいと思いました。
そして他人から賞賛されるためのダンスを習うのではなく、自分自身と周囲の人たちに愛と幸せを与えるダンスを踊れるようになるために習いたい、そう願うのでした。